パンくずリストを設置する。

パンくずリストとは、Webサイトの中の滞在しているページの位置を、階層構造の上位ページへのリンクと共にリスト化し簡潔に記述したものです。

パンくずリストの一例。

楽天市場(http://www.rakuten.co.jp/)
※ ここにサイトのキャプチャ(解説部分を強調する。)

ロリポップ(http://lolipop.jp/)
※ ここにサイトのキャプチャ(解説部分を強調する。)

ロケットネット(http://rocketnet.jp/)
※ ここにサイトのキャプチャ(解説部分を強調する。)

有名な童話「ヘンゼルとグレーテル」で、ヘンゼルが森の中で道に迷わない様にパンくずを落として道標にしていったことから、 この名前が名付けられたと言われています。

パンくずリストは全てのページに設置するものです。検索エンジンのクローラーがサイト内のページの情報を収集するための経路を増やすことが出来るので、クローラーによるインデックスの取りこぼしを低減させる事ができます。

また、サイト内の主要ページにリンクが集まることにもなるため、検索エンジンに対し、そのサイト内でどのページが重要なページなのか、またそれぞれのページがどのようなキーワードと関連性が高いのかを適切に伝える事ができるようになります。

特に階層の深いサイトには、このパンくずリストは必須と言ってもいいでしょう。

また、ユーザビリティの視点からもパンくずリストを設置するメリットはあります。

ページ数の多いサイトであればあるほど、ユーザーがサイトを閲覧中、自分がどの階層のどのページにいるのかがわからなくなることがあります。

そんな時にパンくずリストを設置しておくことで、ユーザーはサイト内での自分の位置を正確に把握し、迷うことなくサイト内を閲覧、他の階層へのページ移動もスムーズに行えるようになります。

また、サイト訪問者が常にサイトのトップページからアクセスしてくるわけではありませんので、パンくずリストを設けることにより、サイト回遊性の向上が見込めます。

この様に、ユーザビリティの観点からもパンくずリストは設置するようにしてください。

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