見出しタグ<h>の最適化

見出しタグ<Hx>とは、章、節、項というような文書の構造を表現するためのタグです。この見出しタグも評価の対象となると考えられていますので、キーワードを記述することはSEO対策となります。

上位の見出しほど検索エンジンの評価が高くなりますので(実際に評価対象になるのは<h3>ぐらいまで)、見出しタグにキーワードを含めることがSEO対策として有効だといえます。

見出しタグの使用回数に注意

見出しタグの使用回数に関しては、<h2>から<h6>までは使用回数に制限はありません。ただ、<h1>だけは大見出しの役割を果たしますので、1ページに1回しか記述してはいけません。(HTML5の場合を除く)

そして検索エンジンは、この<h1>タグを、そのページにおける、より重要なキーワードであると認識するので、<h1>タグにはキーワードを必ず入れましょう。

このキーワードとは、タイトルタグ、メタタグなどで記述したキーワードと同じものになるはずです。

見出しタグの順番を厳守する。

次に注意しておきたいのは、「h1~h6は順番を守って記述する」ということです。下記のサンプルのように、大見出しから順番に文章構造を構築してください。

H1タグ
 |-H2タグ
   |-H3タグ
   |-H3タグ
 |-H2タグ(内部SEO対策)
   |-H3タグ
   |-H3タグ

<h4>~<h5>を使用する場合は、<h3>以下で使用するようにします。
この順番を守らずに見出しタグを使用すると、検索エンジンが正確なページ内容を把握できず、内部SEO対策の意味がなくなりますので注意してください。

キーワードを記述する時の注意点

それは、「全てのタグにキーワードを詰め込まない」ことです。見出しタグにキーワードを入れることは効果が期待できますが、不自然にキーワードを繰り返して記述をすると、逆効果になってしまいます。

そこで、見出しタグにキーワードを記述するときは、ある程度キーワードを分散して記述することを心がけてください。

<h1>SEO対策の2大要素</h1>
 |-<h2>内部要因の適正化「内部SEO対策」<h2>
  |-<h3>メタタグの最適化</h3>
   |-<h4>上位表示を実現する効果的なタイトルタグの書き方</h4>
 |-<h2>外部要因の適正化「外部SEO対策」<h2>
  |-<h3>SEO対策の秘訣は被リンクを集めること</h3>
   |-<h4>効果的な被リンクとは</h4>

全ての見出しタグに記述するのではなく、記述する場所を分散させると不自然な感じはなくなります。この時、前述したとおり<h1>には必ずキーワードを入れるようにしてください。そして、キーワードは検索エンジンが高く評価していると考えられる<h3>までに分散して記述すると効果的です。

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