キーワード突出度を最適化する。

キーワード突出度とは、キーワードがどのような位置に記述されているのかによって、キーワードとWebページの関連性を判断する1つの指標です。検索エンジンでは、HTMLソースの中で前方に記述されるキーワードほど、また各要素内の先頭付近に記述されるキーワードほど、重要視する傾向にあると言われています。基本さえ押さえてしまえば簡単にできる最適化ですので、しっかりと最適化しておきましょう。

重要なキーワードはHTMLソースの前方に記述しよう。

検索エンジンは、HTMLソースの前方に配置されるキーワードをより重要視する傾向があります。例えば、bodyタグ直後の文章に記述されているキーワードを検索エンジンは重要視する傾向にあります。

また、ページ内にh2要素として書かれる見出しが複数回あるような場合には、先に記述されているものを、後に記述されているものに比べてキーワード突出度が高いものとして扱います。これは他の各要素についても同様です。

＜h1＞SEO対策の2大要素＜/h1＞
　|-＜h2＞内部要因の適正化「内部SEO対策」＜h2＞
　　|-＜h3＞メタタグの最適化＜/h3＞
　　　|-＜h4＞上位表示を実現する効果的なタイトルタグの書き方＜/h4＞
　|-＜h2＞外部要因の適正化「外部SEO対策」＜h2＞
　　|-＜h3＞SEO対策の秘訣は被リンクを集めること＜/h3＞
　　　|-＜h4＞効果的な被リンクとは＜/h4＞

上記のように＜h2＞タグが複数あった場合は、先に記述されている文章のキーワードを重要視する傾向にあるわけです。

重要なキーワードは各要素の先頭付近に記述しよう。

検索エンジンは、「文書全体の中で先頭に結論が記述されている」と考え、さらに「文書を構成する各要素の中、先頭付近にその要素の結論が記述されている」と考えています。なので、各HTML要素の先頭付近に記述されるキーワードを重要視する傾向にあります。

例えば、段落を示すp要素や、見出しを表すh要素、表題を表すtitle要素など、全ての要素で先頭付近に出現するキーワードを重要視します。

「SEO対策」というキーワードで上位表示を狙う場合は、下記のようにキーワードを要素の前方に記述しましょう。

＜h1＞SEO対策･・・・・・・・・・・・・・・・・＜/h1＞

まとめ

• キーワード突出度とは、キーワードがどのような位置に記述されているのかによって、キーワードとWebページの関連性を判断する1つの指標
• 重要なキーワードはHTMLソースの前方に記述しよう。
• 重要なキーワードは各要素の先頭付近に記述しよう。
• 文章の基本は、読んで意味の通る文章を書くこと。突出度を考えすぎて文章が変にならないように注意する。