メタタグ<meta>の最適化

<META>タグは、検索エンジンにページのキーワードや内容を知らせる重要なタグの一つです。一昔前のロボット型検索エンジンは、この<META>タグを非常に重視しておりましたが、<META>タグの不正利用によるSEOスパムが氾濫したため、現在ではさほど重視されていません。ですが、現在でも<META>タグは一般テキストとして評価基準になっていると考えられますので、最適化しておくべきだと考えられています。

メタタグには色々な種類があるのですが、内部SEO対策で特に最適化するべきメタタグには、「keywords」と「description」があります。それでは、個別に解説して行きましょう。

<keywords>の最適化

「keywords」は、そのWEBページが何のキーワードと関係があるのかを、検索エンジンに伝える役割を持っています。
「keywords」は、そのページ固有のキーワードを重要なものから順番に記述します。以下の記述例を参考にしてください。

<meta name = ” keywords ” content = ” キーワード, キーワード” >
※ 複数のキーワードを記述するときは、「,」で区切って記述してください。

例:<meta name = ” keywords ” content = ” SEO, SEO対策” >

ここで疑問に思うのは、キーワードは何個記載するのが妥当であるかという点です。これに関しては色々な情報があり、正確な答えはありません。しかし、ページ(コンテンツ)を作成する上で最も重要なのは、「1コンテンツに1キーワード」です。

「keywords」に記述するキーワードはページで使用している1つのキーワードに特化することが良いと考えられます。さらに言えば、「keywords」と複数形になっていますので、ページのキーワードに加えて、もう1~2個ほど関連キーワードを入れてもいいかもしれません。ページのキーワードを記述するわけですから、先ほど作成したタイトルで使用したキーワードと同じになるはずです。

<description>の最適化

「description」に記述するページの要約は、<TITLE> タグと同様に検索エンジンの検索結果に説明文として表示される場合が多くありますので、この文章を読むだけでページ内容が検索者に理解してもらえるようにする必要があります。

<meta name = ” descriptions ” content = ” ここにページの要約。全角60文字程度” >

この説明文にもタイトルタグや「keywords」に記述したキーワードを含めるようにして、キーワードは説明文の頭に記述するように心がけましょう。

また繰り返しますが、説明文として表示された際に意味が通るもの、リンクをクリックした先のWEBページに何があるかがわかるような説明文を記述するようにします。

メタタグを最適化する時の注意点

ここで注意しておきたいのは、上記どちらのタグにも、ページ内容に関係ないキーワードを記入(あるいは羅列)したり、上記の個数、文字数を遙かにオーバーしたりしないことです。この部分も守らないと、SEO スパムと判定され、検索結果に表示されなくなる場合も十分に考えられます。

最後に「keywords」も「description」もサイト単位ではなくページ単位で記述するものです。Keywordsにはそのページ固有のキーワードを入れ、「description」にはそのページ固有の説明文を記述します。この時、サイト内に同一のキーワードや説明文が存在してはいけません。必ず固有のものを記述するように心がけてください。

まとめ

  • メタタグは、検索エンジンにページのキーワードや内容を知らせる重要なタグの一つ。
  • 主なメタタグには、<keywords>と<description>がある。
  • サイト単位ではなくページ単位で記述する。

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