外部SEO対策とは
一言で言ってしまえば、外部サイトからの被リンクを集めるということです。
現在の検索エンジンにおいて、ページが持つ被リンクの質と量は、そのページの重要性や人気度、信頼度を示す重要な指標となっています。この指標はリンクポピュラリティと呼ばれるもので、現在の検索エンジンにおいて検索順位の上位表示には欠かせないものです。
この考え方は少し古く、現在は重要性が下がっています。
ですが、外部リンクに意味があることに変わりはなく、SEOによる上位表示と、被リンクの構築は、切っても切り離せない密接な関係にあります。
続けて解説していきましょう。
被リンクを集めるとどうして検索順位が上がるのか。
あるWEBページにリンクを張るのは、サイト運営者がリンク先のWEBページを訪問者に観覧してもらいたいからです。
それでは、どうしてリンク先を観覧してもらいたいのでしょうか。それは、リンク先のページを「紹介」あるいは「推薦」するのが主な目的となります。ならば、どうしてリンク先のWEBページを「紹介」あるいは「推薦」するのでしょうか。
それは、リンク先のWEBページが、「面白く他の人にも紹介したい」とか、「掲載されている情報が参考になる」など、そのWEBページに価値があると判断していると考えられます。
検索エンジンは、この「面白く他の人にも紹介したい」とか、「掲載されている情報が参考になる」などの目的でリンクは張られるものであると解釈しているため、被リンクの多く集まるWEBページを「人気のあるページ」あるいは「参考になるページ」と判断し、検索エンジンの上位に表示させる傾向にあるのです。
全てのページに外部SEO対策を施す。
この外部SEO対策を施す際に注意しなければならないのが、「TOPページだけに被リンクを集めれば良い」わけではないと言うことです。TOPページ以外の下層ページにも同じように被リンクを集める必要があるのです。このように、下層ページに張られたリンクのことを「ディープ リンク(Deep links)」と呼びます。
どうして下層ページにも被リンクを集めなければならないのでしょうか?
それには3つの理由があります。
サイトへの入り口を増やす。
ディープリンクを集めることによって下層ページを上位表示させることで、TOPページ以外の「サイトへの入り口」を多く確保します。
インデックスの確立を上げる。
TOPページが検索エンジンに認識されても、なかなか全てのページがインデックスされるのは難しいです。そこで、ディープリンクを集めることによって、下層ページがインデックスされる可能性を高めます。
リンクポピュラリティを還元する。
ディープリンクを集めることによって得た下層ページのリンクポピュラリティを、トップページに還元るすことで、サイト全体のリンクポピュラリティを有利にします。
下層ページに被リンクを集めるためには、他のサイトにはないオリジナル性の溢れるコンテンツを作るなどの方法があります。この辺りは、別途解説します。
まとめ
- 外部SEO対策とは、外部サイトから被リンクを集めること。
- 被リンクを多く獲得すると検索エンジンの上位に表示される可能性が高くなる。
- 被リンクはTOPページだけでなく、全てのページに集める。
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